塩素燐灰石 [Chlorapatite]
Ca5(PO4)3Cl
燐酸塩鉱物 単斜・六方晶系


埼玉県秩父郡王滝村 秩父鉱山産

左の画像サイズ 左右 10mm
右の画像サイズ 左右 15mm

画像サイズで解かるように、ここにUPされている標本はこの産地の燐灰石としては相当貧弱なレベルのものです
まず最初にその事を書いておきます。

燐灰石自体は灰鉄輝石を主体とした母岩に磁鉄鉱や緑廉石と共生して多産します
大きさも長さ5cm、太さ3cmなんていうBIGサイズも見られます
が、この燐灰石が大変脆く、母岩を割ると一緒に割れてしまうことが多く
またそういうBIGサイズは母岩に埋もれている物が多いため、取り出す事はほぼ不可能でしょう
例え取り出せたとしても頭が付いていないと思われます
標本としてはやはり頭が付いていないと・・・と思うなら、空隙に成長した燐灰石を捜すしかない
しかしこれが意外と少ない
空隙があっても成長し過ぎていて結晶同士がくっ付きあってしまって頭が埋もれていたり

そんなこんなでようやく気に入った標本がこの二つ
どちらも小さくて可愛らしいものですが、しっかりとした頭付きで大変気に入っています
上の標本は灰鉄輝石の小さな空隙に磁鉄鉱と緑廉石が共生しているカワイイ標本です

2001年5月採取