東海道徒歩の旅 第2日目
吉田宿〜御油宿〜赤坂宿

期日(時間) 2006年3月19日 (10:00〜15:00) 5時間
天候 晴れ しかし強風
宿場間距離 吉田宿〜御油宿〜赤坂宿 12km
歩数計(換算距離) 28757歩 (20.13km)


【御油宿】

 豊橋駅から今回の旅が始まる。
 豊橋を渡り、左に曲がって聖眼寺に着く。 ここが前回折り返した地点である。 正確にはここからが本日のスタートとなるわけである。

 歩き始めてすぐに『下地の一里塚』に着く。 江戸から74里目の塚に当たる。 
 僕が歩き始めて3つ目の塚になる。 つまり、ここまで約12km歩いたことになる。 まだまだ先は長い。

 ヤマサン醤油工場を越えて、『瓜郷遺跡』を見学して、ついでに休憩する。 縄文時代の竪穴式住居を再現した遺跡である。 遺跡の周りに鏃でも落ちていないかと丹念に探してみたが、何も見付からなかった。 整備されている遺跡なのだから、当たり前か。

 次の『伊那の一里塚』まではただひたすら歩く。 それにしても本日は風が強くて歩きにくい。 時折吹き付けて来る突風に体が飛ばされてしまうのではないか、と思えるほどの強風である。
 この強風は日本全国で観察されたらしい。 東京では瞬間最大風速33メートルを記録したらしい。 この風の強さはもう台風と同レベルである。
 しかも、西風だから、終始向かい風にである。 天気は良くて気持ち良いのだが、この風のせいで足が中々前に進まない。 歩くのには辛い風である。

 豊川市に入る。
『喫茶 ワタナベ』にてコーヒーとサンドイッチを食べる。 靴を脱いで足を休める。

 国道1号線から旧道に入ると、御油宿をもう直ぐとなる。

 『御油の一里塚』を越えて、『御油橋』を渡ると、御油宿に入る。 御油橋を渡ったところで『御油松並木資料館』を訪れる。
 資料館には思いのほかお客さんがたくさん居る。 『旧東海道を歩く会』という幟を担いでいる人もたくさん居る。 東海道を歩く人ってたくさん居るのだなと思う。
 資料館では『広重の世界〜竪絵図』300円を購入する。

 御油宿を観覧して歩き、宿を抜けると、国の天然記念物に指定されている『御油の松並木』に出る。 東海道に松並木が残されている場所は数箇所あるが、その中でも規模が一番大きい松並木が、この『御油の松並木』である。 
 確かに歩いてていも気持ち良い道ではあるのだが、狭い道路を車が結構走っているので恐ろしくもある。 松並木を残す為には道を広げることも出来ないし。 それよりも車の排気ガスで松が苦しんでいるようで可愛そうである。 そうかといって、生活道路でもある道なので車を入れないようにするわけにはいかないだろう。
下地の一里塚 江戸日本橋より74里
吉田から御油に向かう途中にわずかに残された古い町並み
伊那の一里塚 江戸日本橋から75里 御油の松並木(国の天然記念物)
御油の一里塚 江戸日本橋から76里・ 御油の松並木資料館

【赤坂宿】

 松並木を過ぎると『赤坂見附跡』に出る。 広重画にも書かれたところである。 もちろん現在は何も残されていない。
 赤坂宿はその保存活動にも力を入れていて、あちこちに古い建物がある。 『旅籠 大橋屋』もその一つである。 観光案内の看板なども整備されていて有り難い。

 赤坂宿を抜けると、寂しい感じの道路をトボトボと歩くことになる。 本来なら面白い感じの道なのだが・・・とにかく風が強くて、陽が翳ってくると寒さも厳しくなって来た。
 寒くて、風をまともに受けて、歩き難くて・・・たぶん風が無い時と比べても倍近い疲労が足に来ているのではないだろうか。

 普段は歩いていると体が温まるので、かなり薄着である。 余りの寒さに耐え切れず、自動販売機の陰に隠れて風避けとして、暖かい缶コーヒーを飲んだりするが、それで寒さが凌げるほどではない。 ついには寒さと風に負けて携帯電話のGPSで近い電車の駅を探す。
 『名電長沢駅』が近いことを知り、本日の東海道の旅は、この長沢駅を終わりとする。
 無人駅である長沢駅で電車を待つ間も寒くて、寒くて・・・脛周りの筋肉が痛んでいた。

一里塚
旅籠 大橋屋 赤坂見附跡